2008年の秋に行ったときの写真です。いま思い返しても金山のインパクトが大きすぎて、他の史跡の印象が弱い…
新潟県佐渡市国分寺にある、佐渡国分寺跡です。奇麗に整備されていて、見学しやすくなっていました。
伽藍配置は、南大門・中門・金堂が縦に並び、すこし離れた東側に塔があるタイプ。
具体的な創建年代は不明ですが、環境庁と県が立てた案内板によると、天平宝字八年に国から最勝王経・法華経各一巻が施入された年あたりの完成とする説が有力らしいです。
具体的な創建年代は不明ですが、環境庁と県が立てた案内板によると、天平宝字八年に国から最勝王経・法華経各一巻が施入された年あたりの完成とする説が有力らしいです。
礎石がかなり残されています。
ただ、国分寺としてはこじんまりした印象を受けました。
ただ、国分寺としてはこじんまりした印象を受けました。
塔心礎はさすがに大きいですね。ちょうどいい形の自然石に、少し手を加えた感じでしょうか?
国分寺は今も法灯を伝える寺院で、建立は江戸初期と推定されるそうです。
こちらも趣きある建物がいくつもあって、素敵でした。
こちらも趣きある建物がいくつもあって、素敵でした。
萱葺きの瑠璃堂は寛文六年の建立らしいです。
初出:「佐渡国分寺」『天の神庫も樹梯のままに。』http://blog.livedoor.jp/kusitama/archives/51901233.html 2011年01月28日